・プロジェクターを買って後悔する理由が分かる
・プロジェクター初心者がおさえたい購入ポイントはコレ!
・プロジェクターを取り扱う人気メーカーとそれぞれの強みが把握できる
プロジェクターの性能は日々進化し、価格やサイズなども以前に比べると手を出しやすい製品が増えました。
しかし、ポイントを抑えなければ買って後悔!ということもあり得るのです。
本記事ではプロジェクターの後悔ポイントや人気メーカー、口コミなどを紹介します。
プロジェクターで後悔した理由3選
自宅で臨場感ある映像を楽しむためプロジェクターを買った人の中には「失敗したなぁ」と後悔する人は以下の通りが挙げられます。
- 機微な調整が面倒
- 起動時間がストレス
- TVの代わりにならなかった
おうち時間を満喫するアイテムとして有能なプロジェクターですが、後悔ポイントは何でしょうか。
機微な調整が面倒
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プロジェクターを毎回収納している人は、使用するたびにフォーカス調整や台形補正といった「調整」が必要です。
プロジェクターの設置場所が決まっている人であれば、投影時の調整は最小限で済みます。
一見すると些細な手間に思えますが、TVやPC、スマートフォンなどと比較すると、使用することが面倒だと感じるポイントです。
起動時間がストレス
プロジェクターの起動時間は、30秒前後~1分などさまざまです。
普段であれば一瞬で過ぎてしまう時間ですが、このわずかな時間が「煩わしい」と感じるのは、このSNS社会において多くの人が経験する出来事でしょう。
配信サービスを例にすると、視聴する際に流れる広告は5秒~15秒程度です。30秒の広告もありますが「長いなぁ」と感じる人も多いのではないでしょうか。
なにもせず、ただじっと過ごす時間は実際の時間よりも長く感じやすいのです。これから楽しいことが待っているとなると、起動時間がストレスだというのも頷けます。
TVの代わりにならなかった
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「せっかく映像を見るならダイナミックかつ大画面で楽しみたい」という理由をはじめ、TVの代わりにプロジェクターを選ぶ人も多くいます。
しかし、プロジェクターは明るい照明の下では画面が薄く、見えづらい傾向にあります。
前述した起動時間なども合わせ、見えにくさなども重なると、買わなければ良かったと後悔しそうです。
中古の4Kプロジェクターの購入はやめた方がいい
以前には、中古のプロジェクターも購入しました。4Kということで期待していましたが、結局使わなくなりました。
使わなくなった理由は以下の通りです。
- ランプの寿命が短い
- 4Kの映像を楽しめる環境が整っていない
ランプの寿命が短い
プロジェクターのランプは消耗品であり、使用時間によって寿命が減っていきます。
中古のプロジェクターは、前の使用者がどれだけ使ったか分からないので、ランプの寿命が残っているかどうかも不明です。
ランプが切れると、交換する必要がありますが、4K搭載のプロジェクターのランプは高価であり、中古で買った値段以上にかかる可能性があります。
4Kの映像を楽しめる環境が整っていない
4Kの映像をプロジェクターで見るには、
- 4Kの映像を出力できる再生機器やケーブル
- 4Kの映像を受信できるスクリーン
などが必要です。
中古の4K搭載のプロジェクターを買っても、それらの環境が整っていなければ、4Kの映像を楽しめません。
また、4Kの映像はデータ量が多いので、ネットワークの速度や安定性も重要です。中古の4K搭載のプロジェクターを買う前に、自分の環境が4Kに対応しているか確認する必要があります。
プロジェクターを購入する際の注意点(中古も含む)
プロジェクターを買って後悔しないためには、使用する際のイメージや、プロジェクターのデメリットを理解することです。
以下が注意点になります。
- 設定を楽にする
- 照明の下でも使用できるプロジェクターを選ぶ
- 使用目的を明確にする
- ランプの寿命を確認する
プロジェクターは日々の生活を豊かにしてくれるアイテムのひとつですから、注意点を踏まえて購入に臨みましょう!
設定を楽にする
プロジェクターは、多かれ少なかれ使用時に調整が必要です。
少しでも調整の手間を省くため、プロジェクターの定位置確保から始めましょう。
それでも調整がうまくできるか心配、もっと簡単にプロジェクターを使用したい人は、オートフォーカス機能があるプロジェクターがお勧めです!
また本体ボタンやリモコンでフォーカス設定が可能なプロジェクターがおすすめです。
照明の下でも使用できるプロジェクターを選ぶ
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プロジェクターは明るい場所では見えにくいと思っている人も多いでしょう。
しかし、プロジェクターを販売する各メーカーは使用シーンを想定し、シーンに適したおすすめの製品を紹介しています。
明るい場所でプロジェクターを使用したい場合、映像の明るさを表す「ルーメン」という数値が高い製品を選ぶと失敗しにくいです。
メーカーのホームページやカタログでは、それぞれ数値表が掲載されていることが多いので、購入前にチェックしましょう!
使用目的を明確にする
プロジェクターで配信やサブスクなどを見たい場合、別の機材を購入するか、無線・ネット接続できる製品を選びましょう。
プロジェクターにミラーリング機能があれば、スマートフォンの画面をプロジェクターへ表示できます。
ランプの寿命を確認する
ランプはプロジェクターの重要なコンポーネントであり、寿命に限りがあります。
プロジェクターのランプの寿命を確認し、過度に使用していないか確認してください。ランプを長期間使用すると、すぐに交換する必要が生じ、費用がかかる場合があります。
プロジェクターを購入するならこれがおすすめ!
プロジェクターで人気のある製品は、映像に強いメーカーに多い傾向です。
製品は毎年新しくなるため、今回はメーカーごとの特徴などを中心に紹介します。
エプソン
エプソンのプロジェクターは、家庭用・ビジネス用どちらも豊富に取り扱っているため、自分の理想に合う製品を見つけやすいです。
プリンターやスキャナーなど第一線で活躍するメーカーなだけに、画質が良く、さまざまな機能を多く搭載しており、トータルバランスに優れていることが魅力です。
ソニー
ソニーもエプソン同様に、テレビやオーディオ機器などの映像に関する製品に強いメーカーです。
画質重視派のユーザーから支持を得ており、今では主流の4Kにも比較的早い段階で対応し始めるなど、技術力の高さや次世代のトレンドを取り入れる速さも魅力と言えるでしょう。
アンカー
スマートフォンの充電器やUSBバッテリーなど、充電機器を中心に展開するアンカーですが、Nebula(ネビュラ)というプロジェクターブランドを立ち上げています。
アンカーで培った技術を駆使し、バッテリー内蔵で持ち運べるコンパクトな製品が魅力です。いつでも手軽にプロジェクターを楽しめます。
ベンキュー
台湾発のベンキューは、PCモニターやゲーミングデバイスといった映像機器に強いメーカーです。
プロジェクターは家庭用やビジネス用問わずラインナップ数が豊富で、コンパクトな製品や、通常のプロジェクターよりも近距離で投影可能な短焦点レンズを搭載した製品があります。
プリジェクターで後悔したみんなの口コミ
実際にプロジェクターを購入し、後悔した人の口コミを紹介します。
これから楽しいプロジェクターライフを送るため、ぜひ参考にしてください。
大丈夫だろうと思い購入しものの
全然見れませんでした画質も 普通に中国製のものと 全然変わりがありません やっぱりこの値段のやつはほぼ一緒でしょう。
アマゾン
1万を切った値段で高輝度FHDネイティブ画質。どんな角度でも調整可能。WiFi、Bluetoothも対応と良い感じなこの商品。結果は最悪でした。これが不良品なら納得なんですが、そうじゃないなら使えないゴミですね。(以下略)
アマゾン
値段が安いプロジェクターは、良いものもありますが外れもある印象です。
日本製、中国製限らずによく吟味して購入しましょう。安いものにはそれなりの理由がありますが、初めてプロジェクターを購入する方には難しいところです。
口コミや評判を参考にしてみてください。
毎回の手間が面倒
毎回フォーカスしないとボケている。めんどくさい
アマゾン
値段が高いプロジェクターでも、操作に手間がかかったり不便なところはあります。
プロジェクターには当たり外れが多い気がします。
海外製品の購入は慎重に
入院中に見ようと思い購入しました。届いてみてまず説明書が英語でしたが、操作はなんとなくわかります。
が、電源ボタンがまずオンにはなるが、オフにならず電源が切れない。また、付属のリモコンも効きが悪く、まったくうんともすんとも言わない。(中略)サポートも電話番号探すのが面倒。
アマゾン
海外製のものは保証が付いていなかったり、説明書が全て英語なので分かりづらいことがあります。
また購入している人が少ない傾向にあるので、購入する際には慎重に!
まとめ
美しく迫力満点の映像を楽しみたい人にとって、プロジェクターは魅力的な製品ですね。
サイズ感や映像美など、こだわりたいポイントも踏まえて購入すると、理想的なプロジェクターライフが送れます。
まずは購入前の設置場所を確保し、どのような使用目的であるかを明確にしましょう!